最近の活動報告

 朝、起きると枕元にチョコ、そうか今日はバレンタインデーかと改めて思った。10時からお昼まで週刊ダイヤモンド鈴木洋子記者と3次補正ともうすぐ東日本大震災から1年の取材を受ける。これまでを振り返りながら思いも一層だ。途中、宮城県漁協石巻市東部支所超から石巻初のかき小屋「渡波」が2月18日オープンにあたりプレオープンの案内をいただいた。宮城県漁協石巻湾支所と㈱アイリンク(震災後、三陸産牡蠣復興プロジェクトを立ち上げ全国から支援を募り支援をいただいていた)と共同でスタートすることになった。これまで、石巻かブランド化事業委員会として対応してきただけに嬉しい限りだ。石巻観光協会によりいろいろ懇談し昼食後、石巻市議会広報広聴委員会の正副委員長と担当者との協議、16日開催の委員会での4議案について円滑な運営と方向性を見出した。
 終了後、庁舎内で境教育長と会い「石巻市立大川小学校の児童4人教職員1人と住民44人が行方不明になっている大川地区で合同捜索がスタート。同校近くを流れる富士川をせき止め、水を抜いた状態で川底を重機で捜索し、活動は10日間続けられる」ことを伺った。
 夕方から、JENの小暮・津田スタッフが寄り大震災津波からの1年、荻浜小学校で追悼の意を込めてパノス・カラン氏がピアノ演奏することで区長さんはじめ御案内に来ていただいた。そこへ宮城県漁協石巻市東部支所須藤君が文書を届けていただき東浜会。漁業支援について課題点など…。
 

続きを読む »

 ゆったりとした時間を過ごし、神棚に水をあげて仏壇に線香、合掌し神棚の前に。日常化した行為であるが、東日本大震災から340日目を迎え1周忌に応じたプランに目を通して眠ったためか思いもひとしおだ。各担当課に寄っていると議会事務局から来客のお呼びだしをいただき、牡鹿地区の人が兼ねてからの懸案事項について会いたかったということだった。懇談後、整理しNPOの事務局を訪ねると本日もエステなどのメニューで仮設住宅の集会室で支援事業開始していて、そのバイタリティに敬意を表し女性パワーに感心させられる。石巻日和ライオンズクラブ事務局から遺児孤児から小・中学校の卒業式件で問い合わせがあったので佐藤事務局長に伺い連絡した。13日は、我が家の三太夫さん、峯三さんの亡くなった日で「先祖の日」としている。「法華経を生きる」石原慎太郎(幻冬舎)を読む。過激な発言が多い中で、本当に言いたいことのバックボーンは、政治家・文学者・哲学として序章・第1章から第12章までたっぷりと著者の思いが伝わる。第2章からは、法華経全体28章から構成されているその第2番目の「方便品」の十如是を基に展開している。十如是とは、すべてのものごとを正確にどう捉えるかという具体低方法論の手引きをとして話を加え読めた。何かと話題の著者だが、哲学を持ち、『たった一度のかけがえのない人生を、その充実を願いながら生きていくために、これほど確かな手応えを教えは他にはないと私は確信しています』(あとがき)しっかりと役立てることは良いことだ。

続きを読む »

 「東日本大震災東北復興プラン」江刺洋司(本の森)を読む。復興への足がかりとなるヒントがいくつも出ている。江刺氏は、関係者が理想とする地域づくりに、何からどのような順序で取り組むべきか、考え話し合って進めて欲しいとし、5階建ての基準ビルは地域の核としながら高齢者や障がい者など社会的弱者及び彼らのお世話に係る人々が、合理的に生活を共にしながら、日常的に家族との絆を維持できるものになろうと提言している。
 さて、風も強いNHKニュースで『大川小学校では、避難マニュアルに実際には存在しない避難場所が書かれていたことが問題となっている件で、市内のすべての小学校のマニュアルを調べたところ、市が配った参考資料をそのままコピーしただけで、学校の立地などの個別の事情をまったく反映していないケースが、相次いでいた』とする。先月、多くの犠牲者を出した大川小学校の報告会でも避難マニュアルに、津波の際の避難先として、周辺に該当する場所がないとされていた。夜、福地で訴訟を含めて遺族会が集まるので出席依頼があったが、ブッキングしていたため遠慮した。しっかりとした対応を望みたい。大事な命が失われることはあってはならない。

続きを読む »

 東日本大震災から11カ月目、午後2時46分に黙祷を捧げた。さて、午前中は、石巻復興支援ネットワークの事業の1つで仮設住宅第1団地集会所に行き公園作りの懇談からワークショップへと展開した。出席者からは、ブランコ、滑り台などの遊具や桜を植えようなどアイディアがいっぱい出て日本一の公園になりそうだ。その後、県職員や漁業者仲間と会うが漁業復興への不満は相変わらず大きい。是非、古巣の漁協組織改革と起業としての6次産業への支援を願いたいという声と私への期待感が大きく応えてあげたい。夕方からは、被災地障がい者センターみやぎ石巻支部で懇談。CILたすけっとの豊川健さを加え、石森祐介さんと阿部俊介さんから山下駅・蛇田駅で車椅子が使えなく大変であることや就労など切実な問題を伺うことができた。何とか大同団結し突破口を切り開きたい。夜は、同級生仲間と復興や懐かしい仲間の話題で一献。

続きを読む »

 平成24年石巻市議会第2回臨時会が開催され、市長提出議案7件全議案が可決された。昼食を挟み、復興事業の司令塔「復興庁」が本日スタートする事により宮城県に宮城県復興局と気仙沼支所と本市の新境町に石巻支所が設置された。市長と議長がオープニングセレモニーに出席のため午後の議会再開時間は2時からとなった。それにしても明日で東日本大震災から11カ月目で、ようやく復興への組織体制が構築されたという感じだ。縦割り行政を横断的に処理できる被災自治体の窓口一本化によるワンストップが図らスピードアップに期待をしたい。日本経済新聞、朝日新聞など復興庁の弱い権限を指摘している。
 終了後、NHK内山太介記者と庁舎内で懇談、生業の水産業を映像で表現する難しいようだ。本屋から注文の都市計画家西郷真理子さんの「まちづくりマネジメントはこう行え」NHKテレビテキストが入ったと連絡があり取りに行くとNHK柳澤あゆみ偶然にお会いした。高台と浸水地域の件で安全について懇談した。夜は、購入した西郷さんの著書を読む。「地方都市は必ず活性化できる」「まちづくりは本来、官と民との二人三脚でやっていかねばならない」と元気が出る。

続きを読む »

 過日の車のCDを修理するため入庫、部品交換が必要とのことで代車をお借りしてカフェヌーンでアポをいただいていた高橋としみさんとお会いした。内容は、東北大学大学院工学研究所附属災害制御研究センターが東日本大震災アーカイブプロジェクトとして「みちのく震録伝」を作成するための聞き取り、災害の記憶、記録、事例、知見を記録する「基盤システム」アーカイブ基盤の行動利用及び復興・防災・減災コミュニティ形成「SNS」、公開APIを介して行っている。懇談後、修理の車を受け取った。CD購入1300円が、レンタル料+延滞料=260円に修理費24,000円が加わり反省。
 昼からは、会派会議で明日の第2回臨時会と議会運営委員会で協議の議会改革について協議内容と対応、会は代表者会議の庁舎・議会棟の内容について報告があった。また、政務調査の件についても協議した。その後、湯地正裕朝日新聞記者とお会いし国の第3次補正と被災自治体の課題・問題点について取材があり、新設の震災復興部へ紹介した。
 夕方は、菩提樹石巻の木村家通夜へ行き、石巻グランドホテルの石巻市役所石商会に出席した。同窓生ということで和気あいあいで過ごすことができた。

続きを読む »

 朝一番で、加納家出棺前に焼香に行き庁内に戻り水産課で復興に関する件について懇談し、議会事務局で整理し同僚議院と懇談していると連絡が入り朝日新聞野呂論説委員と合流し雄勝に向かう。これまで野呂論説委員は、魚と生態系「海を空っぽにするな」や震災後の漁業「再生に智恵をしぼろう」、水産特区構想「新たな漁業のモデルに」など海に視点を置いて問題提起している。案内しながら多くの犠牲者を出した大川小学校で合掌し冥福を祈った。母子像に暖かそうな服が着せてあり、目がウルウルとなった。雄勝を案内、公民館に乗っている観光バスだが今度撤去する事となった。オーガッツに到着し、その取り組みや問題点や課題点を伺った。代表の伊藤浩光さんのチャレンジする姿が、大変理解できまた、どこの浜も同じ問題点や課題を抱えていることがわかる。知恵袋のメンバー立花貴さんと挨拶し、後にした。昼食後、石巻魚市場付近から湊方面をご案内した夜は、石葬会館での森山家の通夜で焼香し、アイトピア通りでの「復興とまちづくりの両立を目指す」に出席した。講師は、一般社団法人ジャパン・オンパク事務局長の野上泰生さんで「オンパク手法でまちづくり」地域にあるものを活かすための方法について考えると題し、地域の魅力を住民が再発見・再認識することから情熱を持ってやろうと。オンパクの負けパターンと勝ちパターンからその手法について、小規模多様な「プログラム」を一定期間に集中開催しガイドブック・ウェーブサイトを作成、運営組織を中心に「パートナー」「サポーター」「スポンサー」「ファン倶楽部」等いろんな人が関わり進める。そもそも、オンパクとは温泉泊覧会の略で温泉街において行われる温泉を中心としたイベントの略称だ。別府で開催している事例を紹介しオンパクのプラットフォームにより「生産性の向上」へと繋がっている。現在、サポーターは、6,000人。ネットワークの構築を図っているが、初期は750万円の赤字だったが、最近は、150万円の赤字となっている。持続については、オンパク事業だけでは、赤字だがオンパクの必要性は確認している。枠組みを見出す必要がある。続いて、里見喜生理事から福島県いわき市での事例報告された。次に、加藤せい子理事長から岡山県総社市オンパク事業「みちくさ小道」の事例が報告、事例報告者はまちづくりの取り組みを熱意あふれる誇れる話し方だった。続いてワークショップで懇談。そのほかコンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会の街並み部会、LSB部会が開催されて、ふるさとのまちづくりに熱い思いを議論していた。大変嬉しい、是非、夢のあるまちづくりに全力傾注だ。

続きを読む »

 小雨降る暖かさ、周りの雪も溶け出した。議会運営委員会の打ち合わせを終え10時から議会運営委員会を開催した。市長提出議案条例2件、補正予算案5件の計7件について説明があった。条例案は、石巻市損失補償契約に係る回首納付金を受け取る権利の放棄に関する条例で市融資あっせん制度の二重ローン対策と石巻診療所条例の一部を改正する条例で東日本大震災により歯科無医村となった雄勝地区に歯科診療所を開設するもの。予算議案は一般会計で補正額82億8,912万3千円(計2,675億3,185万9千円)、特別会計は4事業で補正額70億8,847万9千円(計546億2,038万2千円)で、防災集団移転促進、復興道路、災害復興住宅等の事業本格化に向けた測量調査費や事業用地取得費を措置したほか、被災漁協等が取得した共同利用漁船の費用負担軽減経費、中小企業者の被災施設・整備の復旧支援経費、子支援出場の石巻工業高校への補助金、被災した子どもたち等に対して支援活動を実施しているNPO法人等への活動助成経費、災害復旧費事業と併せ市域全体をデジタル化対応とする防災行政無線の整備経費及び漁港、学校、観光施設等に係る経費の措置で、2月10日(金)1日間の会期で御膳10時に繰り上げて行う。協議事項は今後の議会改革について、3点について会派の集約を伺い、暫時休憩で自由討議し調整、会派代表質疑・質問について会派の在り方も含め持ち時間を中期検討課題とする。一般質問は持ち時間と質問順番について短期的課題とする。本会議の会議時間を開始時間を次回で集約することとした。
 午後からは、水産業や第3次補正関係など取材が多かった。もうすぐ東日本大震災から1年ということで特集のようだ。昨日の仮設住宅でも嘆きが聞こえたが、寒さ対策も含め真の復興へと繋げたい。
 28年目を迎えた結婚記念日。感謝感謝。

続きを読む »

 恥ずかしい話だが、購入するかどうか迷った長淵剛の紅白で石巻からのライブで歌った「ひとつ」を土曜日にレンタルCDを借りた。そもそも、紅白でのライブ中継で門脇小学校が映し出された時、赤いランドセルの子どもが見えたと話題になっていたが、長渕さんの被災地への思いが曲名「ひとつ」にあらわれ、そのように働いたのかも。早速、車で聞いていたが、帰宅しCDを取り出そうとしたら出てこない状態となり、朝1番で車屋さんに入庫し分解し取り出していただき延滞料を支払いはじめから買えばと思った。
 さて、午前中は、開成仮設住宅第13団地集会所で、やっぺす隊と一緒に囲碁・将棋のお手伝い、お昼になり同仮設住宅第10団地集会所で食改善の講話でダンベル体操、食べ物とからだの関係とメタボの関係について伺った。その後、簡単すぎる「超ウマ!!!」ランチ、ねぎ○豆腐、アサきのこの元気ご飯、みそ蒸しパンにガンズキ。講話での野菜は多めに食べましょう・適量を食べましょう・食べ過ぎに注意と両手を使いわかりやすい。このような継続的な支援こそが重要だ。高齢者の思いや地元の人も久しぶりにお会いし思いが伝わる。国会では1杯のコーヒーなど防衛大臣に集中砲火だが、被災地のことをどう思っているのだ。国会はという声も聞こえる。本当にそう思う。FFCの土屋さんと懇談している中、漁業関係の取材と忙しい時間となったが、午後3時半からは議長室で、第2回臨時会の議案説明を受け、事務局で議運正副委員長の打ち合わせ会で5時過ぎまで。
 長渕さんの「ひとつ」 『ひとつになって ずっといっしょに 共に生きる ひとつになって 君と生きる 共に生きる』♪ 命の重さと本当に国家のことを考えよう。国家の主権は国民だ。

続きを読む »

 妻をライオンズクラブのレイディース会に送り、石巻市中央公民館へ。フェイスブックで案内いただいた「きっとツナガル」のクミコさんとダボス会議の日本紹介で辻井伸行さんが弾いたサルコヤさんの被災から再生したピアノで市民200名との合唱で参加。3・11で同じ夜空を見た皆さんと一緒に記録を残したいと思った事から実現した。小野寺康之さんのフェイスブックから私もレコーディング模様をシェアしました。その後、床屋へ行き石巻グランドホテルへ。
 第2回コンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会に参加した。尾形協立塗料社長の進行で、浅野会頭から「ワンストップサービスなど少しづつ進んでいる。官と民が一緒にやらないと解決しない。つながり、絆をしっかりとスピードをもって進めたい」と挨拶し、活動報告・意見交換に入り、街なか協議会の目的について各部会の活動状況と今後の進め方について資料で尾形事務局長から報告された。3部会①街並み部会、②事業推進部会、③ライフスタイルブランド化(LSB)部会で推進を図っている。石巻市中心市街地再開発検証エリアについてオープンの内容を多くの方々支援を受けて行っているので市民のみなさまにも自分達のまちは自分達でということでお願いしたと。また、まちなかだよりの創刊号と第2号のついて紹介があり、各部会の意見・今後の活動案として、街並み部会の東北大学大学院工学研究科姥浦道生准教授から見た目と中身、住民・市民が主体となって専門家も入って行政と協力しながらスケジュールにそって進め、街並みづくりの基本方針案5つを報告し一緒将来の中心市街地の街並みを一緒に考えませんかと結んだ。質疑があり、ライフスタイルブランド化(LSB)部会の木村美保子部会長から本部会の目的、進め方や事例として渡波の大漁旗や石巻らしさの新たなブランド化の創出と雄勝硯・マンガなど一定程度ブランド化されているものの活用など報告があった。さらにこれまでボランティアさんが25万人お手伝いいただきました。このような状況で、阪神淡路以上に一体となって人と物を考えていく。シニアを石巻を終の住処としたり、あらゆる機会を捉え全国に発信して石巻を流行らせると結んだ。続いて、質疑を行い笹野副市長も災害復興公営住宅で応えた。事業推進部会を建築家の西郷真理子副会長から新たな再開発の組み立て方について国交省などの支援を受けた借地権で権利変換や各地の事例や手法などについて説明を受けた。借地権や権利義務などで難しいと質疑はなしだったが、再開発について土地を更地にしなければならないのか、補助金との関係について質疑。予定時間をオーバーし午後6時半まで延びた。民の主導で行っているが浅野会頭の挨拶のように官民一体となった進め方をする必要があると感じた。
 

続きを読む »