最近の活動報告
12月22日(水)冬至
2021年 12月 22日
昨日が暖かった分、寒く風が強い。今日は、二十四節気の「冬至」だ。北半球では、夜が最も長く、昼が最も短くなる。そして、本格的な冬が始まる。ビタミン源の冬至カボチャをいただき我が家で育った柚子を風呂に入れて柚子湯で疲れをとった。何故柚子湯か、『ひびやあかぎれを治し、血行を改善し、風邪の予防に役立つ』と言ういわれから、さわやかで心地よい柚子の香りで疲れた心身を癒やしてくれる。あと10日で新年に備えよ、かな。
さて、ご挨拶まわりして夕方から令和3年度石巻市立荻浜中学校第2回学校評議員会に出席。校長先生の挨拶で2学期の様子について伺い、少数ながら生徒たちの頑張りが伝わる。学年の様子や生活アンケート結果など説明いただき質疑応答及び情報交換。令和5年4月1日閉校などの件が続出しました。学校・家庭・地域の連携が良い開かれた学校だが、閉校は寂しい。新たな利活用も地域として対応を考えていかなければならない。
12月21日(火)進展
2021年 12月 21日
穏やかで暖かな朝、いよいよ12月下旬。いつも通り風越トンネルを通り遅れている風越2期工区を右手に市内へ。偶然、元同僚と会ったら辞職勧告の件を伺ったが、大事なのは建設的な活動だ。ランチを友人と一緒にした。26日付けの建設新聞宮城版『宮城県/石巻・女川地区の原発避難路/各路線にトンネル新設を計画/3路線対象に設計着手』と内2路線は私の住んでいる場所で石巻市長経由で宮城県知事に要望した件だ。それが『宮城県は牡鹿半島に立地する東北電力女川原子力発電所の2号機再稼働に備え、有事に避難道路として機能する3路線の改良を急ぐ。対象は国道398号石巻バイパス3期・沢田工区、県道女川牡鹿線の大谷川浜小積浜工区、県道石巻鮎川線の風越3期工区。いずれも本年度に予備または詳細設計に着手しており、各路線にトンネル新設を計画している…』だ。一つひとつ課題解決していきたい。
さて、興味深い統計が出た。厚生労働省は健康上の問題がなく、日常生活を支障なく送れる期間を示す「健康寿命」が、2019年は男性72.68歳、女性75.38歳だったと発表。前回の16年調査(男性72.14歳、女性74.79歳)と比べ、男性で0.54歳、女性で0.59歳延びた。都道府県別でトップだったのは、男性が大分県の73.72歳、女性が三重県の77.58歳。健康寿命は2010年から3年ごとに算出され、今回は4回目。約68万8000人を対象とした国民生活基礎調査を基に推計したと。宮城県は男性72.90歳、女性75.10歳。健康寿命が延びた要因として、平均寿命の延びや要介護につながりやすい脳梗塞などの脳血管疾患や関節疾患の減少、高齢者の社会参加が広がってきている点などを挙げている。良い方向に進んでいくことは良いことだ。
12月20日(月)火の用心
2021年 12月 20日
昨日から部屋の片付けを実施。ファイルやスクラップなど整理しているが進まない。元々、捨てられない性分ゆえ、もしかしたら資料として使うかもと思い留まったりで山が低くならない。思わぬ発見も。本も処分へと意気込みで片付けて読んでしまう。そこへ宅配や郵便で本が増えた。軌道に乗り掛けたら、お客さまの訪問。ついつい話し込んでしまった。
さて、年の瀬が迫るとかつては「火の用心」の掛け声のCMや子ども達が防火のために活動を行った。地元小積浜を除き火災が起きたが、『秋葉大権現』の石碑で止まったと母から聞いた。その石碑は東日本大震災で倒れたが建立し、真っ赤な幟が完成した。火事は何もかも燃やし灰としてしまう。寒さが厳しくなってきて暖を取る機会が増えてきた。5年前、新潟県糸魚川大火は2016年12月22日午前10時20分ごろ、中心市街地の飲食店から出火した。強風にあおられ、古い木造建築の密集地域を中心に延焼し、147棟、約4万平方メートルを焼いた。被害が拡大した要因の一つが、火災の発見と通報の遅れだった。消防が出火元に着いた時、既に火は近くの建物に燃え移っていたという。今回は人災で24人の命が奪われた。改めて火事の恐ろしさを見た。大火は火事と強風が重なると、突如として大きなリスクとなる。自然災害との違いは、一人一人の心掛けで未然にまた初期で防ぐことができる。日頃の訓練と火の管理、みんなで火事0を実現して行こう。
12月19日(日)衝撃
2021年 12月 19日
朝、衝撃が走る。昨日に俳優の神田沙也加さんが札幌市中央区のホテルで女性が血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが死亡が確認されたと。先週、若い女性の弔問したことと重なり驚いた。若い人の死は、心痛極まりなく悲しいできごとだ。午前9時半にお呼ばれした友人宅でその会話。10時からは、障害児と共に歩む会のクリスマスプレゼント会でイオン石巻。震災から11回目のクリスマスプレゼントをいただき贈呈。集まる機会をいただき、活動も中止を余儀なくされている中で、久しぶりの再会に歓喜し残れるメンバーとお茶。午後からは、石巻まちの本棚で「村を守る不思議な神様 秋田人形道祖神」の企画展を見学。その後、懇談へ。夜は、今年最後の満月で、2021年の中で、地球から最も遠い満月らしいを見る。衝撃が強かったと思ったためか、少しいびつに見えた。
12月18日(土)インセンティブ
2021年 12月 18日
日本経済新聞1面データで読む地域再生に『子育て支援、人口増に直結』育児の街ランキング千葉・松戸がランキング首位が掲載された。それによれば、子育て支援の重心が、保育の拡充から支援の「質」向上へと移り始めたと言う。日本経済新聞社と日経BPの情報サイト「日経xwoman」が主要都市をサービスの手厚さなどで分析・採点したところ、新型コロナウイルス禍で親子の孤立防止対策などに力を入れた千葉県松戸市が首位となった。トップ3自治体は人口も増加。子育て世代に選ばれる街づくりを進めることが活力につながっていることがわかる。上位自治体の子育て支援事例が掲載され対応が市民の利用しやすい微に入り細に入りだ。特に、コロナ禍での精神的サポートなど上位の取り組みは参考になる。できない理屈を述べるよりどうしたら出来るかだ。
さて、午後から登米市津山町の柳津虚空蔵尊に10月18日オープンした「すずばた」で交流会に参加、その後、市内の石巻駅近くで忘年例会でいろいろ懇談で盛り上がった。あっという間に夜の部、時折雪が降る中、来年こそはコロナ禍が収束して明るくなりますように。
12月17日(金)被害
2021年 12月 17日
午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地にある8階建ての堂島北ビルで「4階が燃えている」と119番があり、28人が病院に搬送され、このうち24人の死亡が確認されたとニュース報道。警察はビルの中にあるクリニックを訪れた50代から60代くらいの男が火をつけたとみて殺人と放火の疑いで捜査本部を設置。捜査関係者によれば、男は病院に搬送されて治療を受けていているが容体はかなり危険な状態だという。いったい何が原因で事件は起きたのだろうか。
アメリカの南部や中西部で10日夜から11日にかけて相次いで発生した竜巻では、これまでに89人が死亡し、このうち16日に新たに確認された1人は、がれきの撤去作業中に心臓発作で亡くなったと。ケンタッキー州のベシア知事は、16日、竜巻のあと連絡が取れなくなっていたおよそ120人のうち大半の人は無事が確認できたものの、いまだ16人と連絡がとれていないことを明らかにした。地元当局は、倒壊した建物のがれきの下などに取り残された人がいないか捜索を急ぐとともに、家を失って避難している人たちへの支援を進めている。
尊い命が人災や自然災害により奪われ、竜巻は街を破壊し東日本大震災のような爪痕を残しやり切れない気持ちだ。いろんな課題や今後対応する事業などの件で懇談して祭典の幟などなど忙しい。SNSに石巻市議会最終日に議員辞職勧告決議が全会一致で議決されたと。
いろいろ思いがあるが、今年もあと2週間。新たな年が輝かくコロナ禍も収束して活気溢れ幸せな年になりますよう願いたい。
12月16日(木)誠意
2021年 12月 16日
各旧町地区の課題解決で石巻市役所。教育委員会から順に対応で目処が立ち連絡。しっかりと思いをお伝えして対応いただき感謝。石巻市議会開会中で本日一般質問で6人登壇ということでスピーディーに回れた。
さて、国土交通省が建設業の受注動向などを示す「建設工事受注動態統計」のデータを無断で書き換え、一部業者の受注実績を二重に計上していた問題だが、国家がとっていた統計が実態よりも大きくなって計上されていたことになる。書き換えは建設業者から調査票を回収する都道府県に指示していた。二重計上は2013年度から今年4月まで行っていたと言うのだから驚きだ。この統計は国内総生産(GDP)の算出などに使われる重要な基幹統計であり、政府の景気判断の資料にもなっているのだ。2018年末に発覚した厚生労働省所管の毎月勤労統計調査に続く基幹統計での不正で全ての省庁で見直したはずだ。これは、行政への信頼を著しく揺るがすだけでなく、統計に基づいて決定された政策の妥当性という基盤を揺るがす本末転倒の事態だ。岸田首相は全容解明と再発防止に全力を尽くさなければならない。昨日唐突に幕引きとなった財務省の文書改ざん問題も含め、政府には公的な資料をないがしろにする魔物が住んでいるように見える。誠意を持って主権者の国民と国家のための原点を忘れないで対応して欲しい。
12月15日(水)払拭
2021年 12月 15日
岸田文雄首相がおととい、18歳以下の子ども1人当たりに対し、現金10万円を年内に一括給付することを容認する方針を示した。そして、本日政府は18歳以下への「10万円給付」に関しては「10万円の現金を一括で給付することも自治体の判断により可能」と明記した新たな指針を自治体に示した。当初は現金5万円を先行して年内に配り、残りは来春をめどにクーポンで配布する計画だったが政府の対応が二転三転し決着した。石巻市、東松島市、女川町は10万円現金給付だ。「聞く力」を発揮し「より良い制度設計」へと軌道修正したと言えば聞こえは良いが、未だ目的がハッキリしない。現場である地方自治体の混乱はこれだけではない。新型コロナの新変異株「オミクロン株」対策を巡り、政府が打ち出したワクチン3回目接種の前倒しや水際対策の強化なども自治体の負担は大きい。ブレの無い、しっかりとした案で議論願いたい。船出したばかり、払拭する政策を期待したい。
さて、小積浜集会所で第4回小積浜健康相談会。ダンベル体操の講師を迎えて、いつもの健康相談と簡単に体を動かす運動、健康が一番だ。健康と言えば、青森県の太平洋側沖合で大量のイワシが死んでいるのが確認されたニュース。見つかった場所は東通村尻屋崎の南東約46キロの海域で、幅50~100メートル、長さ4キロにわたって死骸と魚から出た油が浮いていたという。残念なことに大量死の要因になる海水温の低下は確認されておらず、理由は分かっていない。原因を早々に究明していただきたい。昨日の酸性化も含めミステリーで何が起こっているのか、ますます不可解だ。
12月14日(火)酸性化
2021年 12月 14日
母と祖母が石巻市立病院への通院で妻と付き添い。昨日の冷たさと巨風で無くて良かった。予約有りでも半日は十分要した。
さて、由々しき問題を目にした。冬を代表する味覚「カキ」だが、世界三大漁場の1つとも言われる三陸沿岸はカキの養殖が盛んで、宮城県は全国2位の生産量だ。だが、このままの状態が続けば、カキの養殖ができなくなるという懸念があると言う。豊かな三陸の海で何が起きているのか。
本日のニュースでもサンマが昨年過去最低だったがそれをさらに下回ったやサケがほとんど捕れなくなったなど報道されていた。さらに、最近は見たことのない魚が増えているなどなど。温暖化による海水温の上昇に伴って海の生態系の異変が起きている。併せて、海が炭酸飲料みたいなイメージでどんどん酸性に傾いているので、将来的にはカキの養殖が難しくなるかもしれないと言うのだ。海の酸性化って、海水は本来「弱アルカリ性」。このため、大気中に排出された二酸化炭素と海面で反応し、吸収する性質がある。その量は二酸化炭素の排出量全体のおよそ30%。森林と肩を並べるほど吸収し、地球温暖化の進行を抑える役割を担ってきた。しかし、人間の経済活動の活発化や森林伐採などで大気中の二酸化炭素濃度は上昇傾向になる。その分、海の吸収量も年々増えていると。持続可能な環境へみんなで取り組む必要がある。しっかりと対応していく。
12月13日(月)金
2021年 12月 14日
恒例の日本漢字能力検定協会は、2021年の世相を1字で表す「今年の漢字」を「金」に決めたことを京都市の清水寺で発表した。「金」は、2000年「金」シドニー五輪での日本代表のメダルラッシュと2012年「金」五輪でのメダルラッシュ、金環日食、消費税増税論議など、2016年「金」リオ五輪に沸き「金」(キン)と、政治と「金」(カネ)問題に揺れたに次いでだ。ちなみに昨年2020年は「密」コロナ感染予防として、3密回避が提唱されたことによる。明るい文字は、良い。さらに、日和山で、老朽化のために解体された神社の鳥居が再建されYouTubeなどでアップされた。鹿島御児神社の参道の入り口にある一之鳥居は、東日本大震災などの影響で亀裂や破損が多く見られ危険であることから5月に解体され、新しい鳥居の建設が進められてきていた。高さ6.9メートルの鉄筋コンクリート製で、大きさは元の鳥居とほぼ同じだが、鉄筋の量を10倍に増やし、地中の基礎も大きくして、震災と同じ規模の地震にも耐えられる強度になっているという。再建事業費用は約1800万円でクラウドファンディングと寄付で賄ったという。年内完成で新しい年を迎えられる「金」の仕事だ。金をとれるよう努力と精進していきたい。